開業に至るまで

私は、小学校3年生から野球をはじめ、投げすぎや投げ方に問題があり、野球肘・肩に悩まされておりました。当時、お世話になった病院では野球を辞めるように勧められ、好きな野球をどうしても諦めきれず高校生から本格的に利き手交換を致しました。利き手交換は簡単な道のりではなく、レギュラーになりたいとの思いから、毎日朝4時まで練習に励んでおりました。 そんな自身の経験から、怪我や不調で趣味や好きなスポーツが満足にできない方を助けたいとの思い、理学療法士という道を志しました。 また、資格取得後、総合病院や整形外科クリニックにて13年間勤務し、数多くの膝の痛みや足腰の痛みでお困りの方や手術後や骨折後の方、スポーツ障害でお困りの方などのリハビリを担当させていただきました。その中でもっと一人一人のお身体にマンツーマンで真剣に向き合っていきたいとの思いから整体師として開業することとなりました。


インソールとの出会い

私がオーダーメイドインソールと出会ったのは、知り合いにオーダーメイドインソールを作製している治療院を紹介していただいたのがきっかけです。当時、理学療法士として病院に勤務していましたが、臨床で中々思うような結果が出ずに日々悩んでおりました。 そんな中、その治療院へお願いし、インソールの作製現場を見学させていただくことになりました。そこでは患者さんがインソールの作製前後で姿勢良くなり、痛みがみるみる軽減されていく様子を目の当たりにし、私もこのような技術を習得し、患者さんに貢献していきたいと強く願うようになりました。そして、その先生のところで数年間学ばさせていただくことになりました。 また、私自身も大学時代に半月板を損傷し、社会人になってランニングを行うと膝痛によって思うように長い距離が走れずにいました。そのため、その先生に実際にインソール作製していただき、絶大なる効果に衝撃を受けたのを今でも覚えております。アメリカ短期留学中に自分の身体と徹底的に向き合い、お作りいただいたインソールと身体のケアを行うことで、なんとかフルマラソンを完走できるようになりました。 このような自身の経験からもインソールを通じて、お身体の痛みや不調でお困りの方へ、少しでもお役に立てたらと感じております。